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氣比神宮

重要文化財・日本三大木造大鳥居が迎える

ジャンル:
散策
景色
歴史・文化
休憩
所要時間:
30分程度
メイン写真

北陸道の総鎮守

市民に「けいさん」の愛称で親しまれる氣比神宮は、大宝2(702)年の建立と伝えられています。7柱のご祭神をまつる北陸道の総鎮守。明治に官幣大社となりました。高さ約11mの大鳥居(重要文化財)は春日大社(奈良県)・厳島神社(広島県)と並ぶ日本三大木造大鳥居の一つ。元禄2年旧暦8月(現在の9月終わり頃)には松尾芭蕉が訪れ、境内には松尾芭蕉の像と句碑があります。市内に点在する芭蕉の句碑を訪ねてみてください

「おくのほそ道」から…

原文

やうやう白根が岳隠れて、比那が嵩現る。あさむづの橋を渡りて、玉江の蘆は穂に出でにけり。鴬の関を過ぎて、湯尾峠を越ゆれば、燧が城・帰山に初雁を聞きて、十四日の夕暮れ、敦賀の津に宿を求む。
その夜、月殊に晴れたり。『明日の夜もかくあるべきにや』と言へば、『越路の習ひ、なほ明夜の陰晴はかりがたし』と、あるじに酒勧められて、気比の明神に夜参す。仲哀天皇の御廟なり。社頭神さびて、松の木の間に月の漏り入りたる、御前の白砂、霜を敷けるが如し。
往昔、遊行二世の上人、大願発起の事ありて、自ら草を刈り、土石を荷ひ、泥濘をかわかせて、参詣往来の煩ひなし。古例今に絶えず、神前に真砂を荷ひ給ふ。これを遊行の砂持ちと申し侍ると、亭主の語りける。

「月清し遊行のもてる砂の上」

十五日、亭主の詞にたがはず雨降る。

「名月や北国日和定めなき」

現代語訳

道を進むにつれて白山が見えなくなり、かわって日野山が姿をあらわした。あさむづの橋を渡り、玉江に来ると古歌に知られた蘆は穂が出てしまっていた。鶯の関を過ぎて、湯尾峠を越えると、木曽義仲ゆかりの燧が城・海路山で雁の初音を聞いた。元禄2年旧暦8月14日(現在の9月終わり頃)の夕暮れ、敦賀の港に着き宿をとった。
その夜の月は特に見事だった。宿の主人に「明日の十五夜もこんな素晴らしい名月が見れるでしょうか」と尋ねると、「北陸の天気は変わりやすいから、明日の夜が晴れるか曇るかは分からないですね」と酒を勧められた。その後、氣比神宮に夜の参拝に出かけた。ここは仲哀天皇が祀ってある神社だ。境内は神々しい雰囲気に満ちていて、松の木々の間からは月の光が漏れている。神前の白砂は、まるで霜を敷き詰めたようだ。
「その昔、遊行二世の上人が参詣往来の道の妨げをなくそうという大きな願いを思い立ち、自ら草を刈り、土や石を運んできて、ぬかるみや水たまりの悪路を人が歩けるように整備してくださいました。そのおかげで今は参詣に行き来するのに全く困ることが無くなったのです。それ以来、砂を運ぶ伝統は今でも続いていて、歴代の上人が神前に砂をお運びになっています。これを遊行の砂持ちと呼んでおります」と宿の主人は語った。

「その昔、遊行二世上人が気比明神への参詣を楽にするために運んだという白砂、その白砂を照らす月の光が何と神々しく美しいことだろう」

翌日の15日、やはり宿の主人の言った通り雨が降ることになった。

「今夜は中秋の名月を期待していたが、変わりやすい北陸の天気で、あいにく雨になってしまった」

角鹿神社

「日本書記」には崇神朝の出来事として、朝鮮半島の大加羅国の貴人で、額に角があったというツヌガアラシト(別名:ウシキアリシチカンキ)の来敦が描かれています。ツヌガアラシトは地名の由来ともされ、敦賀が大陸との交流の要地であったことを象徴的に物語っています。角鹿神社はこのツヌガアラシトを祭神とし、ツヌガアラシトは地域首長である角鹿国造家の祖ともされている。後に角鹿氏の社家が、京都に在住する大宮司に代わって気比社の社務を担ったことから同社は政所神(まんどころのかみ)とも呼ばれました。

ユーカリの木(市指定天然記念物)

昭和11年(1936)、陸軍の関係者が武運を祈願して献木したと伝えられています。衛戍(えいじゅ)病院跡地である国立病院機構福井病院にも同時期に植えられており、ともに市の天然記念物に指定されています。

アクセスマップ

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詳細

お知らせ
平成28年10月中旬頃から平成29年末(予定)まで気比神宮大鳥居の保存修理工事が行われます。
詳細は敦賀市ホームページまで
交通アクセス
マイカー利用の場合北陸自動車道・敦賀ICより 約10分
バス利用の場合JR敦賀駅より コミュニティバス「松原線」で約4分「氣比神宮前」停留所下車
バス利用の場合JR敦賀駅より 「ぐるっと敦賀周遊バス」で約3分 「氣比神宮前」停留所下車
タクシー利用の場合JR敦賀駅より タクシーで約5分
所在地
敦賀市曙町11-68
駐車場
無料
正面大鳥居横 普通車 約10台
本殿東側 普通車 約50台
本殿東側 大型バス 約10台
電話
氣比神宮 0770-22-0794
ウェブサイト
北陸道総鎮守 氣比神宮